2006年05月13日

大河ドラマ 功名が辻 第十八回 2006年5月13日放送 あらすじ&レビュー

第十八回 秀吉謀反
近江に引き上げてきた秀吉を信長は許すことなく、秀吉は長浜で蟄居を命ぜられる。秀吉は気が抜けたようになり、ねねもお先に浄土へと覚悟を決める。だが、半兵衛のある策によって秀吉は窮地を免れる。それは、信長の近くにいる猿楽師達を呼んで猿楽の宴を開き、信長への忠信を高々と宣言することだった。






























宴の席で秀吉は、「このわしは、上様のお草履を抱いていた頃より、片時も我が身の事を思うたことはない。すべて上様の御為、この世に生まれ出たのも息をするのも上様の御為。」と言ってのけ、状況を察したねねも酒をあおる。千代も酒を飲み、踊りを舞う。座は大いに盛り上がり、大成功に終わった。
「もし千代が男に生まれていたら、半兵衛様をしのいでいたかもしれん。」と言う一豊に、「女子でなければだんな様の妻にはなれませぬ。」と千代。
松永弾正の信長への謀反で、運良く秀吉は信長から弾正を討てとの命を得る。よねと手を合わせて一豊の無事を祈る千代だった。
信貴山に赴いた秀吉軍は、弾正をあっという間に取り囲んでしまう。
「頭を使え。」と秀吉は一豊に言い、信長が平蜘蛛の釜を欲しがっていたことを伝えるようにと、一豊を使いに出す。一豊は平蜘蛛の釜を献上する代わりに弾正を説得しようと試みるのだが、その話し合いは無駄に終わった。弾正との和睦を取り計らった一豊が帰るや否や、信長の命令で秀吉軍は弾正の城に総攻撃をかける。弾正は城ごと爆死した。
子供を手にかけてしまったことで一豊は悩む。吉兵衛は、「世は戦国、戦うは我らの定め、逃げ道はございません。」と一豊を力づける。我が家に戻り一豊は、千代と娘と三人で団欒の時を過ごす。
信長の命令で秀吉は中国へ、光秀は丹波へと赴くことに。柴田勝家とどうもうまくいかない秀吉に、「生きてること自体が辛い事だ。」ともらす光秀。濃姫に別れを告げに行く。濃姫は光秀にも天下人の資質があると言い、光秀の肩に散った落ち葉をすくって別れに答える。
中国での秀吉の戦いは、三木家の寝返りで困難を極める。六平太は、一豊に織田家を見限らせようとしていた。

レビュー
秀吉の窮地に半兵衛の最後の活躍が見られる回。ツボを抑えた千代の才覚が現れ、一豊に更なる癒しを与えている。また、切羽詰った秀吉の態度から、己に巣食う魔物を垣間見る回でもある。信長をしのぐ世紀の悪人と伝えられている弾正の平蜘蛛の釜の逸話が登場し、精神的な財が取引に使われていたことの当時の習慣もちょっとばかり伺われている。様々な欲望がひしめく人の世、なかなかうまくいかないのは当時も今も同じである。光秀に光を当てることが「人間の所業のせめてもの反芻」といった効果を生んでいる。


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posted by 綾悦 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 2006年第2期ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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