2006年05月07日

大河ドラマ 功名が辻 第十七回 2006年4月30日放送 あらすじ&レビュー

第十七回 新しきいのち
血のつながった子供が出来た事で、法秀尼、きぬをはじめ千代の周りが賑やかになって来る。一豊は、男の子が生まれたら秀吉の一字をもらって秀豊と名付けると言う。千代は女の子が生まれた時は、よねという名前にしようと考えていた。































秀吉は、副田甚兵衛を旭姫の婿にしたく思っていたが、甚兵衛はなかなか承知しない。秀吉は「これは上意である。」と言い涙を流して甚兵衛を説き伏せる。「お前様の人たらしは見事でございます。」とねねは半分あきれ顔で、一番大切な旭の気持ちを慮るべきだと秀吉をしかる。
その頃竹中半兵衛は病気で臥せっていた。見舞いに来た秀吉に半兵衛は、上杉が北国に攻めて来ても、柴田には力添えしない様に忠告する。
千代にとうとう子供が生まれた。女の子だ。申し訳ございませんと謝る千代だが、法秀尼はいたわって褒める。女の子はよねと名付けられた。
秀吉の言いつけを守り旭と一緒になった甚兵衛だが、抜け殻の如き旭の態度に悩み果てて千代を頼ってくる。千代は旭の気持ちを受け止め、赤子の様な心にお戻り下さいと言う。母を目の前で斬られた千代の言葉に旭は心を動かされる。「この乱世に生きる者は誰でも辛いゆえに己を慰めて生きるのだ。」と言う千代に続いて甚兵衛は、「泣きたければ泣け、怒りたければ怒れ。怒ればきっと楽になる。」と言う。旭はぼろぼろと泣き出し、二人の様子を見て、千代はほっとする。
戦から帰り、ようやく一歳の我が娘と対面することができて喜ぶ一豊。だが、肝心のよねがなついてくれない。
ある日一豊と千代は、光秀の坂本城に呼びよせられ、大きくなった光秀の娘、玉(後の細川ガラシア)と会う。嬉しそうに我が子をながめる光秀と、ひとときの時間を過ごして来る。
信長は濃姫に、自分の地が天下のへそになると得意気に言い、謙信も自分にひれ伏すだろうと豪語する。濃姫は、いくら戦に勝っても傷の痛みが分からぬ者に民の心はついてこない、人の心をお忘れになってはなりませぬと信長に訴え、怒りを露にする信長に対し、これが子供を作れない自分のできることだと言い放つ。
柴田勝家は、謙信との戦に援軍を要請する。半兵衛から言われた通り、近江こそ決戦の場にするべきだと秀吉は信長に進言するが、信長は秀吉に北国出陣を命ずる。
北国に赴いた秀吉は、勝家と考えを戦わせた挙句、そりが合わずに帰って来てしまう。秀吉への信長の怒りを知った千代は慌てて半兵衛を訪ねる。

レビュー
よねの誕生に人々の思いが重なり、旭姫の嫁入りなど人情の機微に溢れた回だ。登場人物の爽やかさも手伝い、時代の息遣いが聞こえている。戦乱の中、あやまち、まちがいを後生大事に箱の中にしまってしまう人間のつれなさに新しいいのちが対比され、すべての歯車に油を差すべしという大石氏の思想が感じられる。



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posted by 綾悦 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 2006年第2期ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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